今回は私の天鳳の成績から、天鳳に非常に有効な戦術をご紹介します。
この戦術は麻雀で調子の悪い時に使う、最終奥義です。
その名も「逃げるは恥だが役に立つ」。
是非皆さんも使ってみてください。
避けられない「下振れ」
まずはこちらをご覧ください。
▂▅▇█▓▒░(‘ω’)░▒▓█▇▅▂ うわあああああああああ
はい、4連ラスです笑
悲しい事ですが、天鳳は全員がラスを押し付けう戦争です。
4連ラスという悲しい現実も、受け止めなくてはいけません。
やはり4連ラスを引くのには理由があるはず。
そう考えて私は牌譜を見返しました。
この4半荘の成績はざっくり、以下の通りです。
総局数:45
アガリ局数:4(8000、1000、1000、2900)
放銃局数:6(2600、12000、7700、7700、8000、7700、7700)
リーチ回数:5(内アガリ1)
跳満ツモられ:4
満貫ツモられ:5
なんとなく見ていただければわかると思いますが、自身に手が入らず、他家の大物手がさく裂し続ける展開でした。
私が牌譜を見返して出した結論は、
「うん、無理!」
現状の私の雀力ではどうにもならないラスでした。
もちろん細かい反省点はあるのですが、基本は「運が悪かった」と諦めるしかありません。局数を多く打てば、当然下振れのタイミングは訪れます。
下振れ時のメンタル
さて、今回注目したいのはこの4半荘中の私のメンタルです。
皆さんも、不調時はメンタルがフラットの状態を保つのは難しいと思います。
大体、「熱くなる」か「ネガティブになる」のではないでしょうか?
私も御多分にもれずしっかりネガティブになり、
リーチに負ければ「またかよ」
配牌が悪ければ「またかよ」
跳満つもられれば「またかよ」
と考えていました。
さて、麻雀にメンタルは重要とよく言われます。
負けて熱くなったりネガティブになったりするのは、無駄としか言いようがありません。
では、
負けても熱くなったりネガティブになったりしないようにしよう!
と思ってできるものでしょうか。
私は「No」だと思います。
麻雀に限らず、結果がともなわない時にメンタルが乱れるのは、どんな人間でもある事です。
負けが込んでいる時は、「負けに敏感」な状態になってしまいます。
人間は過去から未来を想像する脳構造になっているので、これはしょうがない事です。
「打たない」事も立派な戦術
稀に負けても全然メンタルの乱れないメンタル強者もいます。
そういう人には、今回の記事は不必要なものかもしれません。
しかし、そういう人はあまりいないのではないでしょうか。
では、メンタル弱者の我々はどうすればいいでしょうか。
答えは簡単、乱れたメンタルの時に麻雀を打たない事です。
今回、私は5/11に3連続ラスを引きました。
翌日の5/12にもう一度ラスを引き、その時のメンタルが乱れていたので数日、間をあけることにしました。
Myルールをつくろう!の記事でも触れましたが、実力通りの麻雀を打てないときに麻雀を打つのは損です。
最悪なのは、下振れでメンタルブレイクし、下振れでないときにも負けてしまう事です。
普段は止められる牌なのに、調子が悪い時に焦ってしまって放銃、なんてことを皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか?
幸い、天鳳はある程度打つタイミングを自分で決めることができます。
天鳳は逃げません。
乱れたメンタルの時に打ち散らかして後悔するより、少し時間を置いてフラットなメンタルに戻るのを待ちましょう!
まとめ
実は私は、天鳳を2回「プチ引退」しています笑
その両方が、下振れを引いてメンタルブレイクし、もう2度と打たない!と思って天鳳と距離を置きました。
まあ実に幼稚なメンタルだなあと今では思いますが、実は後悔はしていません。
それは一度距離を置く事で、客観的に当時の自分を見ることができたからです。
長期的な意味でメンタルをフラットに戻すことができた、と言えるかもしれません。
まさに「逃げるは恥だが役に立つ」ですね。
言い方は悪いですが、麻雀はあくまでゲームです。
楽しむためにゲームをしているのに、ゲームでイライラしていたら何のために麻雀をしているかわからないですよね!
そんなメンタルになってしまった時は、少し時間を置いてみましょう。
イライラしていた自分が馬鹿らしく思えるタイミングが、きっと来るはずです。
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