【麻雀戦術本レビュー】ウザク式麻雀学習 牌効率

麻雀戦術本
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今回は、麻雀戦術本「ウザク式麻雀学習 牌効率」を紹介させていただきます。
数ある麻雀戦術本の中で、どれを買えばいいか迷っている方の参考になれば幸いです。

  • タイトル:ウザク式麻雀学習 牌効率
  • 通称:ウザク本3
  • 著者:G・ウザク
  • 電子書籍:なし
  • おススメ対象:初級者~中級者

著者紹介

著者はG・ウザクさん。
怪しげな名前(笑)の人ですが、麻雀界では「Mr.何切る」として有名な方です。

ご自身で運営されているブログでも多数の何切るを掲載されています。
他の著書も、何切るに特化したものばかり。

まさに、「Mr.何切る」の名にふさわしい方と言えます。

内容紹介

そんな「Mr.何切る」の出す3本目の本は、なんと「何切る」ではなく「牌効率」に関するもの。

牌効率とは、「テンパイやアガリまで、最も効率の良い選択を行う理論」です。
何切ると牌効率は切っても切り離せないもの。
今回は何切るではなりませんが、牌効率もウザクさんの得意分野と言えるでしょう。

牌効率の教科書

いきなりですが、この本は麻雀戦術書ではありません。
「牌効率の教科書」です。

というのも、大抵の麻雀戦術書は著者のオリジナル戦術を紹介する、というものが多数を占めます。
それに対し、この本は「牌効率」という正解が決まっているものを解説する事に主眼が置かれています。

このため、戦術書ではなく教科書、という表現がしっくりくる一冊です。

特にこの本でおすすめなのが、2章~4章の「ヘッド」「ターツ」「複合系」に関する部分です。
牌効率は、「効率のよさを求める理論」ですので、論理的に説明することができます。
この本では麻雀で頻出する形について論理的に解説されているので、本質的な理解につながります。

一つ例を挙げてみましょう。

子供1巡目ドラ

こんな牌姿から何を切りますか?
牌効率的に、正解は(または)です。
この問題自体は正解できる方は多いのではないでしょうか。

では、なぜが正解か、説明できるでしょうか。
理由は、ターツの強さがペンチャン<カンチャン<両面だからだ!と思った人、80点です笑

そのターツの強さにも理由があります。
の受け入れは1種4枚、の受け入れは2種8枚。
を引けば両面に変化する。

だからこそ、ターツの強さがペンチャン<カンチャン<両面となるのです。
この理屈がわかっていれば、同じカンチャンでもでは、両面に変化する種類がの1種類との2種類で違うので、ターツの強さはとなることがわかります。

このように、牌効率は全て論理的に説明することができます。
この本では、麻雀で頻出する形の全てを論理的に解説しているので、牌効率を本質的に理解するには最適な一冊と言えます。

amazonでの評価が低い?

麻雀の教科書ともいえるこの本ですが、発売されてから話題になっています。
その理由が、amazonでの評価が低い、という事です。

私も気になってレビューを読んでみました。
批判的なレビューで多かったのは、わかりにくい初心者向きではない、という意見。

これらレビューを書いた人は、おそらくこんな人でしょう。
・既に牌効率をマスターしている人
・ちょっと読んでちょっと強くなりたい人

前者については、確かにあまり有意義な一冊とは言えないかもしれません。
中学生が小学生の教科書を読んでもあまり意味がありませんよね?
既に理解している教科書を読むのは確かに効果的とは言えません。

しかし、後者の人にはちょっと待ってと言いたい。
そもそも初心者の人がちょっと勉強しただけで強くなれるでしょうか?
初心者の人は勉強したら勉強しただけ強くなります。
それはどんなゲームでも同じです。

また、何度も言っていますがこの本は「教科書」です。
教科書を1度読んだだけですべて理解できますか?
それができるのは天才と言われる一部の人だけですよね。

そこでこの本の読み方としておススメなのは、
①一度さーっと目を通して牌効率について学ぶ
②実際に麻雀を打った時に「あれ、この形って何切るんだっけ?」となった時に読み直す
という形です。
1度で全て理解しようと思って読むのは、難しいと思います。

ぜひ何度も繰り返し読んでみてください。
以前は理解できなかった部分が、実戦を重ねると自然と理解できるようになります。

分かりにくい部分もある

批判的なレビューを批判しましたが、確かにわかりにくい部分も存在します。
それは、「打点」や「期待値」といった話がところどころに出てくることです。

打点や期待値もまた、牌効率と同様麻雀が強くなるのに重要な要素です。
しかし、これと牌効率を組み合わせるとパターンが無限に広がってしまいます。
牌効率と打点は、どちらかを犠牲にする必要がある場面も多いからです。

ですので、初級者の人は打点や期待値に関する部分は、
「ふーん、打点も考えなきゃいけないんだな」
くらいに思って読み飛ばしてしまってOKです。

中級者の人は、
「確かに打点も考えるとこっちの方が有利か!」
と吟味してみてください。

まとめ

この本を読むことのメリットは、「形に強くなる」ことです。

麻雀はパズル的要素と心理的要素の組み合わさったゲームです。
この2つの要素でどちらが大事か、と言われれば間違いなくパズル的要素です。
そして、パズル的要素で最も重要なのが、牌効率です。

つまり、牌効率は麻雀の基本なのです。
野球で言えば素振りみたいなものですね。
初級者はもちろん、中級者でも疎かにするべきではありません。

この本を読んで、全て理解したorできている、という人は間違いなく麻雀上級者です。
中級者(天鳳上卓~特上卓想定)の方なら、理解できていない部分も多いはずです。

非常に長くなってしまいましたが、結論は一言。

この本理解できれば憧れの牌効率マスター!

ぜひ皆さんも牌効率マスターを目指して、何度も読み返してみてください!

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