【麻雀戦術本レビュー】知るだけで強くなる麻雀の2択

麻雀戦術本
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今回は、麻雀戦術本「知るだけで強くなる麻雀の2択」を紹介させていただきます。
数ある麻雀戦術本の中で、どれを買えばいいか迷っている方の参考になれば幸いです。

  • タイトル:知るだけで強くなる麻雀の2択
  • 著者:梶本琢程
    みーにん
  • 電子書籍:kindle、楽天kobo共にあり
  • おススメ対象:初級者~上級者

著者紹介

著者はお二人。

一人目は、みーにんさん。
天鳳の牌譜を解析し統計学に基づいて分析を行う、自称「麻雀研究者兼ニート志望家」。

著書として
『統計で勝つ麻雀』(竹書房、2015)
『「統計学」のマージャン戦術』(竹書房、2017)
があり、麻雀を統計的に分析する流れをつくった人と言えます。

二人目は、梶本琢程さん。

この本の特徴は、麻雀でよくある状況において、

「2つの選択肢の内どちらが優れているか」

に焦点を当てています。
このため、「実戦的でわかりやすい本」と言えます。

なぜ、2つの選択肢が比べることが「実戦的でわかりやすい」につながるのか。
その理由を2つの観点からご説明します。

麻雀は選択のゲーム

麻雀は、常に色々な選択をするゲームです。

・何を切るか
・何を鳴くか
・リーチするか、ダマにするか
・リーチに押すか、おりるか

挙げていけばキリがない程です。
では、この選択をする際にどうやって決めればいいでしょうか?

なんとなくこっち!というのもありですが、あんまり強そうな人が言いそうなセリフではないですよね笑

答えは、「選択肢を比較する」ことです。
例えば何を切るか迷った時、

選択肢①:受け入れは7種23牌、ドラ受けがあり打点も見える
選択肢②:受け入れは6種20牌、ドラ受けがない

こんな風に比較すると、選択肢①の方が優れているな、とわかりますよね。
つまり、「2つの選択肢を比較することによってよりよい選択ができる」のです。

これが、この本が「実戦的」である理由です。

データは比較するとわかりやすくなる

この本で主に使用されている主なデータには、

・アガリ率
・危険度
・局収支

の3つがあります。
ここでは局収支について考えてみましょう。

局収支とは、「麻雀のとある状況における点数の獲得期待値」です。
ちょっとわかりにくいので、実例を挙げてみましょう。

・親リーチに、ドラ2のカンチャン待ちで追っかけリーチをした時、局収支は‐1000点である。

これは親リーチされた状況で、自分がドラ2のカンチャン待ちで追っかけリーチをした場合、その局終了時に平均で1000点失点しますよ、ということです。

さて、ではこのデータから何がわかるでしょうか。
自分も勝負手をテンパイしているのに期待値マイナスなのか・・・絶望。
こんな感じでしょうか。
この状況で期待値がマイナスであることしかわからず、やっぱり親に追っかけリーチは無謀か・・・と思ってしまいそうです。

では、もう一つこちらのデータがあるとどうでしょうか。

・親リーチを受けてベタオリした時、局収支は‐1600点である。

先ほどのケースと比較してみましょう。

・親リーチを受けたら大体局収支はマイナス
ドラ2ならカンチャン待ちでも追っかけリーチの方がまし

という事がわかると思います。

つまり、「似た状況のデータを2つ比べることによって、そのデータの意味がわかりやすくなる」のです。

これが、この本が小難しいデータを扱っているにもかかわらず「わかりやすい」理由です。

 

この本では、このような実戦でよく遭遇するケースにおいて、2つの選択肢の内どちらの方が有利かが書かれています。

実際に1半荘打った場合、この本に書かれている2択は大体3~4回くらい出てくる気がします。
それらの2択のどちらが正しいか、知識として身に付けられる。
初級者~上級者まで、必読の1冊と言えそうです。

まとめ

実はこの本が発売されると聞いたとき、私は「絶対買いだな」と思いました。
理由は、ずばり「2択であること」

上でも述べた通り、麻雀と選択は切っても切り離せない関係です。
2択であるという時点で、確実に実戦的でわかりやすいだろうな、と読む前から思っていました。

読み終えた感想は、読む前と同じです。
全ての麻雀戦術本をこの形式で書いてくれればいいのに、とすら思います笑

「知るだけで強くなる」というフレコミですが、その名に恥じない一冊だと思います。

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